田中律子さん「離婚後にヨガ協会の会長も勤める」
海を愛する田中律子さん|ヨガ会長も勤める
田中律子さんは、タレントや女優の仕事のみならず、ヨガのインストラクターとしても活躍されています。
それだけに留まらず、こよなく沖縄の海を愛する田中律子さんは、サンゴの保全活動を行うNPO団体「アクアプラネット」の理事長としての活動のほか、久米島や石垣島の観光大使も務め、沖縄デトックス協会や日本サップヨガ協会の会長としても多忙な毎日を送っています。
田中律子さんとは
1984年に12歳でモデルデビューし、16歳のときには歌手デビューも果たす。
その後、ドラマ「101回目のプロポーズ」など、90年代を代表する名作ドラマに出演。
2011年からは芸能活動と並行してヨガインストラクターとしても活動している。
私生活では15年連れ添った夫と2012年に離婚され、一人娘を育てるシングルマザーとして再出発した田中律子さんが、第二の人生を過ごす場所として選んだのが恩納村です。
青い空と青い海があるだけでとても幸せを感じ、2012年に恩納村へと移住しました。
シングルマザーになって、すぐに決断されたそうです。
沖縄に移住を決めた理由
離婚直後に移住に向けて突然沖縄に家を購入した田中律子さん。
当時、娘さんは中学生で苦手な語学を猛勉強して単身、イギリスへと留学されました。
そんな田中律子さんが沖縄移住を決めた理由は「サンゴの養殖」のためなのです。
恩納村にはキクメイシ、エダコモンなど約200種のサンゴが分布し、養殖や保全活動もさかんに行われていて、田中律子さんは、サンゴの赤ちゃんを育てるサンゴ畑を管理し、海に移植する活動を行っている。
サンゴを守ることが人生を支えてくれた海への恩返しになると思い、沖縄に移住したのだ。
ヨガ会長も勤める
田中律子さんは、最近、注目されだしたサップヨガを実践し、2018年にサップヨガ協会を立ち上げ、サップヨガ会長も勤められています。
サップヨガとは?
サップ(Stand Up Paddleboard:スタンドアップパドルボードの略称)とは、フィットネス大国のアメリカで流行している、ボードの上に立ちパドルを漕いでクルージングしたり、波に乗ったりして遊ぶ新しい水上スポーツです。
ハワイやアメリカ西海岸では、色々な楽しみ方があるサップを使って、既に一歩進んだ楽しみ方が生まれています。それが“サップヨガ”です。
水面のボードの上で、バランスを取りながら様々なポーズをすることで体幹を意識し、インナーマッスルが鍛えられ、しなやかなで美しいボディラインを作り出してくれます。
日常のストレス等で生活のリズムを崩しやすいからこそ、自然の中でパワーを感じて、繋がって…ボディ・マインド・スピリットを調和する、深呼吸をして、足の裏で水の動きを感じ、身体と心のバランスを取ることで自分の内側からパワーが溢れてくるのを感じとれます。
サップヨガの効果
床の上でやるヨガとは感覚的にまったく異なり、海の上に浮かぶ不安定なボードの上に立血ます。
立っているだけでもコアといいますか、体幹が鍛えられていくことになるので、骨盤が安定するといった効果もあります。
常に自分でバランスを取らないといけないので、インナーマッスルを鍛えるためにはものすごくよく、ヒップアップにもかなり効果があります。
田中律子さんのサップヨガに対する思い
田中律子さんは、自然環境保全と回復活動を啓蒙しながら、サップヨガが楽しめる環境づくりをおこなっています。さらに、サップヨガを通じて地域振興や人々の心身の健康に寄与していくことを目的にしております。
元々沖縄への移住決断は、「サンゴの養殖」が目的で、サンゴを守ることが人生を支えてくれた海への恩返しと仰っています。
そこでサップヨガを通じて、海への思い(自然環境保全)を伝えてらっしゃるのです。